僕がよくやるストレッチ、その1はまず開脚。
まあ、基本ですな。
もともと開脚は得意なので、やってるうちに胸が付くぐらいになりました。
指圧の大家、増永静人先生の下肢伸展法から察するに、大腿の内側を伸ばすと、小腸や肝の経絡が刺激されるのではないかと思います。
増永先生によると、
「小腸は食物を栄養に転換して、体内の状態に応じて全身の血と肉を作ることによって統制作用を行っており、不安や興奮、ショック、腹立ち、断腸の思いなどは、血液を下腹部に停滞させて循環不良を起こすそうです。」
「肝は栄養を貯蔵して、身体活動のエネルギーを確保して、活力を養成します。血液の補給、分解、解毒などを行い、活力の維持にもつとめています。」
ということは、小腸や肝臓が疲れているときは大腿の内側にハリがあるかもしれません。
そんなときには開脚して、大腿の内側をストレッチしてやると、体がすっきりするかも。
ストレッチはくれぐれも無理せず、痛いけど伸びて気持ち良いぐらいを心がけましょう。
by 横浜元町の整体、カイロプラクティックCura(クーラ)