カイロプラクティックをやっている人がなぜ手相占い?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。


先月、須永和尚の食養の望診法の講座を受けたのですが、
顔を診るだけでなく、手足も見るのです。

そんなところから、一般的な手相にもちょっと興味が湧いて読んでみたのです。


この本の中にもありますが、日本の手相占い師の殆どが西洋手相術を実践していて、
東南アジアでさえ西洋式が主流なのだそうです。


そういえばご近所の横浜中華街にもたくさんの手相占い屋さんがありますが、
看板に描いてある事を見ると、木星とか金星とか、運命線とか生命線とか、
それらは全て西洋式のものです。


そういうことを今回初めて知りました。


この本は西洋占星術を知っている人にはわかりやすいと思いますし、
僕のような全くの素人にも分かりやすいです。


というのも、単純に暗記するのではなく、
きわめてシステマティックに理解できるように書かれているからです。


一般的な手相占いの事はこれである程度把握できそうです。


内容はさておきまして、どんなものでもそうなのでしょうが、
手を見るのにもいろんな見方があるなという印象を持ちました。


例えば、西洋手相術だと
親指    なし   自分の意思、統括力、制御力
人差し指  木星  向上力、活動力、指導力
中指    土星  適応力、忍耐力、集中力
薬指    太陽  創造力、自己表現、求心力
小指    水星  コミュニケーション、交渉力、社交力
となりますが、


須永和尚に教わったのは
親指     親   肺
人差し指  他人  大腸
中指     自己  心包
薬指     身内  三焦(自律神経)
小指     子孫  小腸・生殖器
です。

親とか他人という見方は、水野南北の「南北相法」にもありましたが、
そこにさらに経絡が重ねられています。

ちなみに、心包と三焦は実際にはない臓器ですが、
心包が心臓や冠状動脈静脈、大動脈静脈にあたるとすれば、
三焦は末梢の血液循環やリンパなどの体液循環にあたるという考えもあります。


さらに野口晴哉先生の本には
親指  脳、随意筋
人差し指  腹部臓器、消化器
中指   頸、神経、頭
薬指  胸部、呼吸器
小指  骨盤神経叢、生殖器

とあったと思います。 


見る人によって違いますよね。


人を見るっていうのは実に面白い世界です。
by 横浜元町の整体、カイロプラクティックCura(クーラ)

 
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