PHP新書から出ている、磯部潮先生の本です。
何かしらの症状に悩まされ、いろんな科をたらいまわしにされたあげく、最終的に自律神経失調症、心身症、パニック障害など病名はもらったけど、結局どういうことなのかよくわからないっていうことはしばしば聞く話ですね。
そういう原因のよくわからない症状にはどんな病名が考えられるのか、何科に行けばよいのか、そういうことが書かれています。
病気の分類の話が多く、ちょっと専門的なので、読まれるなら医療関係者か、実際に原因不明の身体症状に悩まされている方にはお薦めします。
ただし副題が、「原因不明の身体症状」との付き合い方なのですが、それに関しては思ったほど記述が多くありません。
一般の人にとってはそこが結構気になる所だと思うので、そういう意味ではやや物足りない気がします。
本屋にはあまり置いてないかもしれませんので、読んでみたいなら古本とかで探されるとよいでしょう。
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