横浜市中区元町の整体 カイロプラクティックCura(クーラ) パパクーラの世界

横浜元町カイロプラクティックCura(クーラ)の日記。パパとママで書いてます。症例、健康、食べ物、行った場所などなど。

症例集

右手が急に動きにくくなる

10年ぶりに連絡をくださった知人が「右手が急に動きにくくなる」ということでご来院。
歯磨きしたりしている最中に急に右手を動かせなくなることがある、動かし方が分からなくなるような感じ、しかもいつも出るわけでもない、という症状。

脳神経症状だったら困るなあと思ったのですが、どうも違うよう。
そしていろいろ触ってみて分かったのは、右手、特に手首の力が抜けていないということ。

左手は力を抜いて振るとブラブラするのだけれど、右手はブラブラしないんです。

訊いてみると、このコロナ第7波でまたふたたびテレワーク中心の生活になってしまっているそうで、PCに向かう時間が長いよう。

右利きだと通常右手でマウス操作しますから、キーボードとマウスで右手を使うことが多くなります。

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大きな作業ではないですが、手首は上の写真のように常に力が入った状態になっています。
この時に使っているのは手根伸筋群。

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これらの筋肉です。

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その反対側手根屈筋にも疲れがあります。

そういうわけで、この方の場合には右手の力が抜けるように前腕部をよくほぐしましたところ、少しずつ手をブラブラできるようになってきました。

あとは普段からなるべく仕事中に時々手の力を抜いてブラブラさせたり、前腕をストレッチするようにと話しておきました。

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手根伸筋群のストレッチです。

これからの時代テレワークが多くなっていくでしょうから、このような症状がもっと出てくるのかもしれません。



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右腕の痛み三連発

先日、右腕が痛むとおっしゃる方が一日に3人も立て続けに来られるという珍しいことがありました。
が、実はみな症状が違うんです。なので症状とその経過を。

①お一人目は右上腕の内側やや後ろの肘に近いところにかなり張りがあり、さするだけでも痛むくらいでした。上腕三頭筋の内側ですね。

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お仕事はほぼテレワークで、なおかつトラブル対応というかなりストレスのかかるものだそう。
やはり長時間のPC作業によるものではないかと推測され、まずは患部は強い張りをなんとかしないといけないので、優しくさするところから始め、やや時間をかけて筋肉をゆるめました。

一度目の施術が終わった時点ではかなり痛みはとれたようでした。

二度目は一週間後でしたが、その時点で一度目の時に比べてだいぶ痛みは軽くなっているとのことでした。一度目と同様に筋肉をゆるめる施術を行いました。

三度目はそのさらに一週間後でした。その時にはもう痛みはほぼなくなっていました。


②お二人目は、右上腕の外側から肘にかけてかなり張りがあり、肘を曲げたり物を持ち上げたりで強い痛みが走るものの、動かさなければ大丈夫でした。上腕三頭筋の外側で肘につながるあたりです。
この方のお仕事は週3、4日テレワーク。やはり患部の張りをとるよう筋肉をゆるめました。


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一度目の施術時には上の写真の赤のところを中心に筋肉をゆるめる施術を行いました。
上腕二頭筋の肘に近い外側のあたりです。

二度目の施術はその2週間後。まだ肘は痛むとのことで、今度は緑のところをゆるめる施術を行いました。手根伸筋のあたりですね。

三度目の施術はその3週間後。初めに比べれば痛みはだいぶ減っているがまだ肘の奥が痛むとのこと。
肘の骨の外側の奥にほうに圧痛がありましたので、そこをゆるめる施術を行いました。


③三人目の方は、お二人の小さなお子様を持つママさん。

右前腕の外側、肘から下を中心に痛むラインがありました。お子様を腕枕するのが原因かもとのことでした。腕橈骨筋というところで、お子様を抱え上げたりしてよく使う場所。

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抱っこなおどで腕が疲れているママさんは非常に多いです。出来れば同じ側ばかりを使わないようにしたほうが良いですね。

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ちなみにここをストレッチするならこのように。

一度目の施術で楽になったと仰って帰られましたが、その1か月後にお越しになり、また腕枕で疲れてきたとおっしゃっていました。
腕枕する限りは筋肉が疲れてしまうので、疲れを溜め込まないように時々施術でゆるめてリセットする必要がありますね。


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自転車で転倒して手首を痛めた症例

よく来て下さる方がちょっと前に自転車で転倒なさってしまいました。
そしてその約一か月後、すり傷や打ち身は良くなってきたが、手を地面についた際に手首を痛めてしまい、動かすと痛み出るのが取れないとおっしゃいました。
整形外科では骨には異常がないとの診断だったそうです。

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症状としては、まず手首を小指側に動かしたときに小指側(赤のあたり)が痛む。

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床などに手をつく動作で真ん中(黄色のあたり)あたりが痛む。

痛くない側と比べてみると、手首を触った感じがなんとなく腫れぼったい感じ。
おそらくは手首の靭帯や腱を痛めているのでしょう。
手をついた時の衝撃で強い力がかかり、靭帯や腱が緊張して硬くなり動きが悪くなると血流が滞ります。するとその箇所は体液が滞留したようになるのではと考えています。
微妙に腫れぼったい状態は、ケガじゃないけど痛むというような症状の際に頻繁に見かけますね。

痛みが出て腫れぼったい手首を優しく持って、そこを動かしている筋肉をゆるめるようにしました。

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小指側に動かしているのは前腕の小指側のライン(青色)の筋肉。
手首の小指側を押えたまま筋肉を優しくゆるめます。
手をつくような動作(背屈)は緑色あたりの筋肉。こちらも同様に。

いつもの施術の中で行いましたので、この箇所は10~15分ほどの施術でした。

2週間後にお越しいただいた際には、小指側、真ん中の痛みは両方ともかなり減り、大きい範囲で動かした時に痛みが出るくらいになっておりました。
この日も前回と同様に施術を行いました。

その2週間後には、小指側の痛みもほとんど気にならない程度になり、真ん中の痛みは手をついて深く体重を乗せた時に少し感じる程度になってきていました。
施術後よほど体重をかけない限りもうほぼ痛みを感じないようになってきていましたので、ここからは日にち薬で、ある程度自然回復を待ちます。

2週間に一度お越しですので、そのたびに10分ほどこれら個所をゆるめる施術を行っています。

皆様も自転車を乗る時にはくれぐれもお気を付けください。


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腕のしびれと背中のズレ

もうかれこれ10年ぶりくらいの方が御来院くださいました。
なんでも最近腕がしびれるとのこと。

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「しびれるのは右前腕から手。しびれる感覚は正座で脚がしびれるのに近く、一日に何度も繰り返し現れ、一回につき30秒くらい続く。
テレワークが主になってから、たまに出社するときにものすごく荷物が重くなり、それを右手で持っているからか、ここ数日でどんどんひどくなった。」

とおっしゃいました。

腕や手の筋肉自体が疲れて硬くなっていると痛みやしびれが出ることがありますが、しびれが出ては消え出ては消えするという感覚の異常がありますので、胸椎上部に何かあるかなと推察しました。

経験的ではありますが、こういう感覚以上の場合、椎骨などを調べるといつもよりずれているんじゃないかというところが見つかって、それを戻すと症状が改善するということがよくあるんです。

観てみましたところ、まず右肩が左より下がっておりました。
さらに上部胸椎が全体的に右にずれたように(胸椎の棘突起が)なっていました。胸椎上部というと首の下から肩甲骨の間くらいあたりです。

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ズレたようになっているところ(上の写真水色ライン)はその椎骨にくっついている筋肉に強い張りが見つかりますが、この場合も上部胸椎の右側の脊柱起立筋(上の写真の赤いところ)にかなり張りがありました。

通常はこういう箇所をゆるめるようによくほぐし、その後椎骨がスムーズに動くようにアジャストメントするのですが、この方の場合ほぐすと頻繁に手のしびれが出る感じだったので、まず先に一度アジャストメントを行って、その後に脊柱起立筋をほぐしました。
異常な感覚があるような時は、先にアジャストメントしてから筋肉をゆるめた方が症状が楽になることも多いんです。

元々肩こりも結構あると仰っていらしたので、首や肩の周りもほぐしました。

さらに右肩そのものが下がっていましたのでそこも戻すようにして、初回の施術は終えました。


一週間後にお越しいただいところ、しびれは一日に10回程度に減り、その時間も5秒程度で消えるようになったとのことでした。
そこでこの日は先に右の脊柱起立筋や僧帽筋をほぐしてゆるめてから胸椎のアジャストメントを行いました。

そのまた一週間後にお越しいただきましたら、しびれは一日に数回、その範囲は手ぐらいだけになり、弱くなっていました。もうあまり気にならないようでした。

そんなわけで、この時も2回目の基本的には施術同様に行いつつ、右肩の下がりを戻すことにより注力しました。こういうのが残っているとまた同じ症状が出てきやすくなりますから。

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肩の下がりには脇の下の奥の肩甲下筋などをゆるめたりする必要があります。


とりあえずまた症状がひどくなるようならご連絡をとお願いして施術を終えましたが、その後はご連絡がないので、今のところ大丈夫なんでしょう。


テレワークが多くなってから右腕に症状が出ている方のご来院が増えました。
慣れない机、いす、環境で長時間PC作業というのはやはり体に負担がかかるんですね。
ご自宅でもせめてなるべく椅子を座り心地の良いものに替えるなどをしていただければと思います。


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膝の痛みと脛の骨

どこか痛くなるたびに連絡をくださる方から、久しぶりのご連絡。
今回はお母様を見て欲しいとのこと。

お越しになられたお母様のお悩みは膝の痛み。
このひと月ほど右膝が痛む。体重をかけられない。
膝の内側からお皿の下、膝の裏に主に痛みがある。
という症状。

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(写真では主な痛みのエリアを赤で示しています)

整形外科でも診てもらっており、3回膝にヒアルロン酸注射をしてもらっているが、症状は変わらないとのことでした。

観てみますと、まず右脚のほうが左脚に比べて全体的な張りがあります。
特に右太ももの筋肉の張りが強い状態。

このように全体的な張りがあるということは、何かしらの理由で体重が右に偏ってかかることで、右脚の筋肉が非常に疲労してしまっているんですね。

体に疲れが溜まっていたり、冷えてしまっていたり、まあなんせ調子が悪い時っていうのは体重の偏りが大きくなっています。

この方にお聞きすると、もう何年か前から週に3度某ジムに通っているとのこと。
もしかしたらちょっと頑張って運動を続け過ぎたのかなあ?


少しご高齢になってきていらっしゃることもあり、初回の施術ではあまり余計に他の場所を触らず、右脚全体をほぐしてから、特に張りの強い大腿四頭筋(内側広筋)や膝窩筋を念入りにゆるめて、膝関節の脛骨を戻す、これを行いました。

膝の関節というのは、主に大腿骨と脛骨の位置関係ですね。

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膝が痛いという時は大腿骨に対して脛骨が外側にずれてしまっている(上の写真の青の矢印方向)ことがとても多いです。真横にずれるのではなくて回旋するんです。
この方の場合も右膝の脛骨がやや外側にずれていましたので、それを戻すようにいたしました。

施術後は歩いた時の痛みがかなり軽減されたとのことで、無理して運動とかはまだ行わないようにとお話して終わりました。


一週間後、まだ少し痛みが残るのでまた見てもらいたいとお電話をいただきましたのでお越しいただきました。

痛みが残るのは膝のお皿の下の部分。

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ここは膝蓋靭帯という部分です。
触ってみて反対側と比べて張りがあったり、圧痛が出ていたりすればすぐわかりますが、この方の場合も圧痛がありました。
この靭帯は太ももの大腿四頭筋が膝のお皿を覆うようにして脛骨までつながった、靭帯でも腱でもあるものなので、やはり太ももの張りと非常に関係します。

ですので、初回の施術と同様に右脚全体の筋肉の張りをほぐしてゆるめ、さらに太ももの大腿四頭筋をほぐしてゆるめ、さらに今回は膝のお皿の下の靭帯のかたさをゆるめて、脛骨の位置を調整。

あと今回は右脚に体重が偏ってかからないように、骨盤の位置を戻しました。
正確にいうと、戻すというより左右がスムーズに動くようにする感じですね。

終ったあとはスムーズに歩けるようになったとのことでした。
その後はご連絡がないので、たぶん悪い状態に戻ったりしていないのではないかと思います。


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