Twitterで話題だというのでママクーラが買ったのを読ませてもらいました。
ストレッチトレーナーのなあさんによるがコリほぐしストレッチ。
マッサージでもとれない「しつこい疲れ」にすぐ効く!
と、表紙にありますね。
「同じ姿勢をキープし続けると、筋肉が固まり、血流が悪化し、コリや張りが生まれます」
「すべての原因は、筋肉が硬くなることにあります。ならば、硬くなった筋肉をほぐし、元に戻すストレッチをすればいい」
というのが本書のテーマ。
冒頭部分では「マッサージではダメ」とあります。
「マッサージは血流を一時的に良くするだけで、筋肉が硬いままだとコリはまたすぐ戻る」
からだそう。
ん?これはマッサージを敵に回してるのか?と思いましたが、別の部分では、
「マッサージは対症療法なのに対し、ストレッチは改善」
とありますから、マッサージが絶対ダメと言っているわけではないらしいです。
マッサージの側からすれば、ストレッチをだけではコリを取り切れないでしょ、って言うと思いますしね。
ここで僕が思うには、マッサージもストレッチも両方やれば良い、ってことです。
マッサージで筋肉をほぐしてゆるめて血流を改善したら、こまめにストレッチをして、ほぐれた状態を維持できるようにする、対症療法と改善の維持の組み合わせですね。
本書にあるストレッチはどれもそんなに難しいものではありませんが有効だと思います。
まずは動かして血流を改善することが大事ですから、とりあえずやってみると良いでしょう。
そしてやってみると、このやり方で本当に伸びてるのかな?ってなるかもしれません。
というのも凝っている箇所はみなそれぞれ少しずつ違うから。
自分の体の本当に凝っている箇所をうまく伸ばすにはちょっとコツが必要かも。
そういう時にこそちゃんと専門の人に訊くのが良いでしょう。
CHAPTER 4 に関して、
・「ノートパソコンの使用は控える」
これ、今のようにテレワークが多い時にはちょっと厳しいですね。
ノートパソコンの位置を高くするとかして、体が丸まりにくいように工夫できれば良しです。
・「椅子の高さは頻繁に変える」
同じ姿勢を長く続けないという意味では良いと思います。
高さを変える時に、一緒に少し立って歩くようにすると良いのでは。
・「ひと駅歩くに満足しない」
なあさん、厳しいですね。
デスクワークでも疲労困憊して、運動する気にもならない方も多いですし。
まずはできるなら週に一度くらいは一駅分歩く。
そこから日数を徐々に増やす。そんな風に少しずつ運動する時間が増やせれば良いですね。
というわけで本書を片手に少しずつでもストレッチしてみて、体を動かして血流を改善する方向へ意識を向けてみてはいかがでしょうか?