5月6月の週末は運動会が開催されたところが多かったですね。
この時期の運動会は年々増えている気がします。

ちょっと前になりますが、小学校の先生をなさる方が腰痛で来られました。
運動会ではずっと屈んで徒競走の着順を見ていた&翌日は登山遠足の下見というハードスケジュールだったそう。先生はやっぱり大変です。

屈むという動作は腰の筋肉に特に負荷がかかる動作。
ぎっくり腰なんかになるとよくわかりますが、前に屈もうとしても痛くて屈めません。
おじぎぐらいの角度が一番つらいのです。
というのも、てこの原理で、おじぎの体勢が上半身を支えるのに一番負荷が大きくなるからで、
そのため完全に脱力して前屈した状態であれば痛くなかったりします。
腰に力を入れてなければ負荷がないのです。

症状は右にありましたので、当然右の脊柱起立筋と腰方形筋に強い張りがありました。
腰方形筋は姿勢を維持するインナーマッスルで屈んだりする際に体を支えている箇所。
長時間屈んだ姿勢を続けたため強く緊張し血行が悪くなってしまい痛みが出たのでしょう。
さらに、骨盤でいうと仙腸関節という箇所に負担がかかり、ここの動きが悪くなっていました。

これら筋肉を入念にゆるめ、骨盤の可動性を調整しましたところ症状がかなり改善したようです。

ちなみに、長時間しゃがんでいると腰が痛くなることがありますが、このような時はお腹の奥の腸腰筋が強く張っていることが多いですね。

腰痛の際には痛い動作や姿勢をなるべく避けて、楽な体勢で休むのが良いです。無理はしないほうが良いです。

このところぎっくり腰の方がチラホラいらっしゃるので、皆様お気を付けください。


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